ブックタイトル新潟高周波工業株式会社50年の歩み~熱処理と共に・百年企業を目指して~

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概要

新潟高周波工業株式会社50年の歩み~熱処理と共に・百年企業を目指して~

- 36 - 平成元年2.24 大喪の礼(写真:西野神社社務日誌)平成の時代へ、バブル経済とその崩壊を経て(平成元年~9 年)【平成元年】(1989 年)6 月 22 日 1 号電気炉制御盤改造8 月 日 駐車場舗装整備9 月 29 日 VT150 立型移動焼入れ装置LL-150K 新設この年の当社業績は前年に続き売上高が当時過去最高額を、当期利益もこれまでの過去最高額を記録し、増収増益となった。バブル経済の只中にあって当社売上が高水準の伸びを示すなか、電気料金は減少している。バブルの実質元年となる昭和62 年を1 とすると、この年の売上高が1.3 倍の伸びに対し電気料金は0.95 倍と減少している。この傾向は平成3 年まで続いており、バブルの本質が表れているのではないか。≪平成元年とは≫この年は1 月7 日に昭和天皇が崩御し、翌8 日に元号が昭和から平成に代わるという時代の大きな転換点だった。長岡市では市民体育館がオープン(3/30)し、県総合庁舎内に長岡旅券センターが開設され(4/1)、市民のパスポート取得が格段に容易になった。そして年末には長岡大橋の4 車線化が完成(12/31)した。最深積雪量は30cmとなっており長岡市としては昭和以降で最も小雪の年だった。経済面では鉄鋼・金属・機械出荷額は前年比19.4%の伸びを示し1513 億円となった。国内では4 月から初めて3%の消費税が導入された。そして年末の東証大納会では日経平均株価が現在も破られていない史上最高値の38,957.44 円を記録した。しかし株価は翌年の大発会から下落に転じ、バブル崩壊へと向かうことになる。また国際的にも中国で民主化運動を武力弾圧した北京天安門事件(6/4)、ベルリンの壁崩壊(11/10)、米ブッシュ大統領とソ連ゴルバチョフ書記長による冷戦終結宣言(12/3)という、その後の大きな節目となる出来事が起こっている。・日経平均株価38,915.87 円、消費者物価2.3%、経済成長率4.6%、灯油18?802 円、ガソリン1?126 円[トピックス] 昭和天皇崩御1/7 金融機関、郵貯週休二日制スタート2/4昭和天皇大喪の礼2/24 横浜ベイブリッジ開通9/27幕張メッセ開場10/9 三菱地所ニューヨーク、ロックフェラーセンター買収10/31天皇崩御を伝える号外