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概要

t100

大正博覧会《大正3年5月お日》大正博のぞ記同A第二会場の正門は不忍池畔弁天堂前の通路に建てられてある。大正オリエンター式とは六ケ敷い名だ。高さ五、六十尺、一間半四方位の大柱二本の頂きには長押(なげし)桝形などを置いて中央丸形古式の招牌(かんばん)の上には巴形鉄板に金箔を施して博覧会のマlクを飾つである。門を潜ると直ぐ突き当りにA農業館の大建物は,私から先きに見て頂戴dといわぬ斗(ぱか)りに建てられてある。陳列品は農産品、一蚕種類、動植物及び標本、花丹、盆裁、園芸品、肥料、園芸建築物、害虫駆除に関する器具、方法、成績、その他農事に関する諸標本、諸統計等であるが、その穀類のみでも出品総点数は二万五千点だと云う。A運輸館、農業館に隣接して居る。前面と背面にニ伺(2)の高塔を配置して到る処に電気装飾を施してある。陳列品は交通、衛生工事、治水工事、鉄道、通信、運搬具、其の他土木通信に関する諸材料等、之れが重なる出品者は鉄道院、日本郵船、大阪商船、東洋汽船、三菱、川崎等の各会社である。A染織館、此の館こそ我輩縄張り-までしであって一反も見る事が出来ない。蕊(ここ)に於てか我輩「勇(いさむ)の落胆如何斗(ばか)り」と叫びたい程であった。係員の前に散積みに積んである其内に,湯沢作七e,大久保忠作'の名付丈けが見えた。然して要するに我が十日町織物の陳列場所は強(あながち)惑いと断定は下さないが、すべての装飾に於て平凡に過ぎてる-送って居る。下から見上げると中々面白そうだから自分も十五銭を投じて乗っては見たが吋乗って見れば十五銭の価もない毘(へ)なものであった。(中略)ー冗文はさておき要するに我国既に大小豆回の勧業博覧会ありと雌も未だ今回の大正博の右に出づるものなかりしと、最も今回に於げる大正博は来る五十年に開催すべき大博覧会の立案計画其者を踏襲し人間精力のの特に見んと欲する館である。と云うのは我が地方の織物が全部比の館に陳列されてあるからである。人聞は脂気も釣り方と能く云ったもの、他府県の織物など七五三に見て取敢えず新潟県の文字のある旗を目標にA十日町織物の陳列場所に到れば、こはそも知何に、丁度その臼が審査の真ッ最中なので、品は全部棚から下ろされ、剰(あまっさ)えの嫌いがあると感じたのであ作、、A染織別館面き《大正3年5月初日》大正博のぞ記国A外国館A動力館A機械館A台湾館血鉱山模型館(賂)Aケーブルカーと称する空中電車の様なものが複線式になって地上四、五十尺の処に架設しで終始電動力を以て乗客を一方より対岸に結晶を一堂の下に蒐集したるもの(後略)と位置づりている。出品物の審査結果は《大正3年7月日日》・大正博受賞者去十日挙行されたる大正博授賞式にて受賞せる三魚沼出品人左の如しA金牌絹織物中魚十日町田口米蔵A銀牌蚕種12南魚中之島絹織物北魚小千谷山宛一本店中魚十日町宮内常太郎全会関口愛吉全会根津寓吉麻織交織北魚小千谷山知本店南魚塩沢塩沢商知A銅牌米北魚吉谷白岡栄吉南魚六日町山田太賀平全塩沢関口国三郎蚕種全石打片山守平全全岡村仁三郎小出樺沢民治絹織物北魚小千谷久保田松太郎中魚十日町島田金一郎全全西新支店全全田村藤太郎全会阿部喜作全全大久保忠作絹綿交織北魚I小千谷高橋国蔵全全伸四郎左衛門麻織交織全全全全8塩谷喜太郎小型言要f乍郎(笠間俊)